・・・HTMLの基礎知識・・・
リンクがなきゃHTMLじゃない!リンクを作るには次のタグを使う:
<A> ... </A>
アンカータグと呼ばれ、他のファイル、及び同じ文書内の別の場所にリンクを張るのに使用される。リンクをマウスでクリックすると、その場所へ移動する。
- HREF="...": リンク先のファイルを指定する。もしリンク先がHTML文書で、同じ文書内に多数のアンカーが設置されている場合、「ファイル名#名前」(例: index.html#whats-new)で文書内の特定の場所を指定できる。又、JavaScriptの発動にアンカーを使用する場合、どこにもリンクしたくない場合があるので、そのときは「HREF=#」でリンクをつぶすことができる。別のホームページへリンクする場合は、「http://」で始まるURLを記入すればよい。
- NAME="...": アンカーに名前を付ける。文書内でリンクを作る場合、同じファイル名なので、NAME で指定した名前で区別します。
- TARGET="...": リンクが画像やHTML文書の場合、そのリンク先のファイルが表示される場所を指定する。別のフレームにファイルを表示する場合は、そのフレームの名前を指定する。使われていない名前を指定した場合、新しいウインドウが開き、その名前が付けられる。それ以外では:
- "_blank": 新しいウインドウにファイルを開く。IE4.0ではバグでこれは機能しない。
- "_parent": 現在のウインドウを開いた親ウインドウにファイルを開く。
- "_self": 現在のウインドウ、フレームにファイルを開く。
- "_top": フレームを使用している場合、フレームを無視して、ウインドウ全体を使ってファイルを開く。
- TITLE="...": クリックされる前に表示されるリンクのタイトルを指定。
例:<a href="http://www.touiikuni.com">どこか遠い国</a>
リンクを張る場合、「HREF="..."」でリンク先のファイル、及びホームページを指定する。一つの文書内の特定の場所に移動したい場合は、その場所に「NAME="..."」のみを指定したアンカータグ挿入してその場所に名前を付け、そこへ移動する場合はHREFで「ファイル名#名前」(例: index.html#whats-new)と指定する:
<a href=#next>NEXTへ</a>
文書だらだら…
<a name=#next>
ここがNEXT!
これで「NEXTへ」をクリックすると、「ここがNEXT!」の場所まで自動的にスクロールしてくれる。
以上でHTMLの主な概要は理解してもらえたと思う。これ以外にも表を作るのに使うテーブル、一つのウインドウに複数のHTML文書を同時に表示するフレーム、ホームページから情報収集ができる電子フォームなどの技術もある。基本的に、タグは構造とアトリビュートさえ分かれば使いこなせるはず。一覧表を見て、残りのタグについて学ぶといいでしょう。
又、インターネットでは、どんなホームページでもそのソースを拝見することができる(右クリック→ソースの表示)。まだHTMLに不慣れだと感じる場合は、少し他のページを見て回り、ソースを拝見してみよう。よく使われるタグの認識や、基本的なHTML文書の書き方などに参考になるだろう。
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