1999.6.22 更新

・・・画像の挿入・・・


画像の形式と圧縮率の基準

    インターネットで使われている画像の形式には主にJPGとGIFの二種類が使われている。両方とも圧縮率には非常に優れており、画像を用いたホームページの容量を減らすのにはなくてはならない存在である。しかし、どちらともそれなりの特徴と限界がある。

    GIFは色数に256色の限界があり、JPGは色数に制限はないものの、非可逆圧縮なので圧縮するごとに情報が失われていく性質がある。また、GIFはピクセル単位の情報を維持するので、文字や境界線がくっきりするのに対し、JPGは面積単位で情報を圧縮しようとするので、圧縮率をあげるとにじみやぼやけが生じる。 選ぶ基準としては、写真や色が豊富で鮮やかな画像はJPGを、色数が少なく、境界線や文字の多い画像はGIFを利用するといいだろう。この二つから割り出せるだろうが、写真や色の多い画像で、しかも文字などが多い画像はどちらの圧縮にも適していないので、結論としてはこれらの画像はインターネットに適していない。クッキリさせたい画像はGIFで色数に気を付けながら制作し、少しぼやけても差し使いない場合はJPGで圧縮するといいだろう。



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