1999.6.22 更新

・・・ フレームの基本知識・・・

    フレームは一言で言うと、複数のHTML文書を一つのブラウザウインドウに取り込む技術である。ブラウザ内の領域を二分割し、左右に別のホームページを表示させることができる。


フレームの骨組み

    フレームは<body>タグの代わりに<frameset>タグを使い、その中で<frame>タグで一つ一つのホームページを取り込む。</frameset>の後にはフレームに対応していないブラウザ、及び検索ロボット用に<noframes>タグで各ページへのリンクなどを入れておく。

    <html>
    <head>
    <title>ページのタイトル</title>
    </head>
    <frameset cols="200,*">
           <frame src="menu.html" name="menu">
           <frame src="title.html" name="main">
    </frameset>

    <noframes><body>
    リンクなど
    </body></noframes>
    </html>

    ここでは、「cols」のアトリビュートでウインドウを縦に割り、「menu.html」の幅を200ピクセルに、そして「title.html」を残り全部に指定している。フレームの数だけ「cols」に値が入る。ウインドウを横に割りたい場合は、「cols」の代わりに「rows」を使えば良い。使い方は一緒。

    「name」のアトリビュートで指定する名前は、リンクに使う。例えば、右のフレームのリンクを左のフレームに表示したい場合、<a>のアトリビュートで「target="フレームの名前"」とすれば良い。

    応用技として、一つの<frame>の代わりに、丸ごと新しい<frameset> ... </frameset>を挿入してもいい。これをすることによって、まずウインドウを縦に二分割し、更にその右側のフレームを横に分割するようなことができる:

    <html>
    <head>
    <title>ページのタイトル</title>
    </head>
    <frameset cols="200,*">
           <frame src="menu.html" name="menu">
           <frameset rows="50%,*">
             <frame src="title.html" name="top">
             <frame src="body.html" name="bottom">
           </frameset>
    </frameset>

    <noframes><body>
    リンクなど
    </body></noframes>
    </html>






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