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・・・ 嫌がれるデザイン ・・・
- ダウンロードが遅いページ(大容量)
ページが重いと、人は帰ってしまったり、画像などがすべて表示される前に目に当たったリンクをクリックしてしまう傾向がある。50KBで、平均ダウンロード時間が15秒以上かかるので、なるべく50K以内にひとつのページの容量を押さえるようにしよう。ダウンロードするファイルの数も重要で、一つ毎にサーバーに接続し直すので、サーバーが遅いとこれだけで時間がかかる。50Kを超える前に新しいページを作り、リンクを張ろう。
- 未完成品
インターネットのホームページの過半数は未完成である。どこかに「工事中」とか書いてあったり、リンクをクリックすると「UNDER CONSTRUCTION」の文字が出たり、これらは非常に不愉快である。これらのページと一緒にされないためにも、未完成なページは表示せず、工事中の看板も避けよう。工事中だからといって、また後で訪れてくれることは期待できない。
- 訪問者に命令
「このページはIE4以上、1024x800以上の解像度でご覧ください」などと書いてあるページは多い。しかし、これを読んだからといって、訪問者はネットスケープを閉じてIEをつかうのだろうか?解像度をかえるだろうか?このような注意書きをするぐらいなら、訪問者に最新版のIEの入ったCDと新しいモニターを買ってあげよう!
- 大きなカウンター
ページは訪れた人の数ではなく、内容で勝負。 カウンターの数字は、人がページにアクセスするときに求めている情報ではないことをしっかり理解しよう。カウンターの数字が低いと、人気がないと思われ、数が多くても4桁以上になると、単純に「多い」という印象にとどまる。又、カウンターの数字は自由に変更できるので、誰も来ないページでもカウンターだけは6桁だったり、信頼性も薄れてきている。ログファイルや見えないCGIなどを利用して訪問者の情報を内密に集める方法はいくらでもある。
- BGMがうるさい
ホームページから音楽はだれも期待していない。仕事場や学校でインターネットを利用したりする場合は、他人に迷惑だし、ラジオやCDを聞きながらサーフィンを楽しむ人も多い。しかも、いい音はそれなりにダウンロードに時間がかかる。もしいい曲があるならば、オプションで加えよう。自動的にダウンロード再生する音楽は、得に喜ばれない。
- 背景画像で何も読めない
背景と文字のコントラストが低かったり、背景に画像を使用すると、字が読みにくくなる事がある。背景は演出であって、ページの内容とは直結していないので、必ず字が読みやすい背景を優先しよう。文字が読みにくいのは不愉快である。
- 読みづらい漢字の斜体や太字
強調に斜体や太字はよく使われるが、漢字に適用すると読みにくくなってしまう。斜体や太字よりは、色を変えるなどして強調しよう。
- 大きなブリンク、余計なアニメーション
ネットスケープにしかないタグで文字を点滅させる <blink>...</blink> タグがあるが、これは大きな文字に使うと目ざわりになる。動画 .gif アニメも容量が大きいので、特に重要な役割を果たしていない場合は冷静に省こう。芸がないものは諦めよう。
- 無意味にJAVA
ネットスケープでJAVAを起動するには時間がかかり、しかもその間ネットスケープはフリーズする。もちろんこれを嫌がる人は多い。特に必要ない場合はJAVAの使用も避けよう。
- 背景が黒
暗い背景に明るい文字を使用すると、モニターの種類によっては字がぼやけることがある。しかも、「素人のページは背景が黒であることが多い」という先入観を持っている人が結構いる。もし遊び以外でホームページをつくるなら、基本的には明るい背景のほうが無難。
- 下手なのにフレーム
フレームはブックマークがしづらいし、余計なスクロールバーが増える。余計に複雑にしてしまうという点ではマイナス。ただし、メニュー項目が非常に多かったり、デザインにフレームを取り入れてる場合は、別。しっかりフレームのプラスな部分だけを上手に使おう。よくフレーム版とノーフレーム版を選択できるページもみかけるが、これも訪問者は両方入るわけではないので、どっちかでいいだろう。(ちなみにFRAMEです。くれぐれもFLAMEと書かないように。)
- 終わらないページ
ひとつのページにものを載せすぎて永遠とトイレットペーパーのように終わらないページがある(引っ張っても、引っ張っても!)。しっかりページは分割しよう。
- ポップアップ
アダルトページではもう定番だが、一緒にされないためにもポップアップウインドウの使用は避けよう。無料ホームページの広告に使われる場合も多い。
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