2000.3.1 更新

・・・ JPドメインと国際ドメインの比較 ・・・


日本ドメインと国際ドメインって何?

   日本ドメインとはJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)が管理しているドメイン名のことです。具体的には

  ■ .co.jp
  ■ .or.jp
  ■ .ne.jp

などがあります。co.jp は法人団体(日本での登記必要)のみしか取得はできませんが、それ意外は根本的に個人(代表者が日本国内に住所を持つ必要性あり) でも取得は可能です。しかし、これらの取得には審査があり、また手続きも面倒です。

それに対して国際ドメインとは具体的には

  ■ .com
  ■ .net
  ■ .org

などです。これらは特に審査もなく誰でも取得が可能です。


日本ドメインと国際ドメインはどう違うの?

○ 必要書類での比較

  日本ドメイン: ドメイン申請書 1通  印鑑証明書 1通  接続承認書 (JPNIC正会員業者発行のみ有効)
  国際ドメイン: なし (特に審査がないため)

   これだけをみても日本ドメインがいかに取得が難しく、手間もかかってしまうかがわかります。ここでもっとも大変なのが接続承認書です。 このJPNIC正会員業者というのはもちろん国内業者のみで構成されています。そのため、海外にある激安サーバーの恩恵を受けることができないのです。 最近になり、この承認書のみ発行するといった企業も増えては来ましたが、それでも年間1万円程度は取られてしまいます。

○ 料金

 日本ドメイン: 取得費用 2万円 (JPNIC申請) 
        + 維持費 年間一万円前後 (接続承認書)

 国際ドメイン: 取得費用 4800円 (1年契約 弊社価格)

   日本ドメインは確かに取得時に2万円支払えばドメイン名自体は取得できます。しかし、ここに先ほども書いた接続承認書の値段が年間で入ってきてしまいます。 その結果、追加費用の全くかからない国際ドメイン名のほうが断然お得といえます。

○ 違い

   大企業などでは日本の法人であるという事を強調するために日本ドメインを取得する場合が多いですが、一般の方や特に日本にこだわらない法人の方でしたら、 特に違いはありません。

○ 補足

ちなみにアメリカにも国のドメインがあります。

  ■ .co.us
  ■ .ne.us
  ■ .or.us

などです。しかし、これらはほとんど見かけません。政府も「.gov」ですし、学校も「.edu」です。国際ドメイン名のほうが断然取得が簡単、安い、そしてシンプルなのです。これから世界に向けて情報を発信するならば、断然国際ドメイン名のほうをお勧めします。

○ 関連リンク

  ■ 0からネットサービスページ
  ■ JPNIC



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