1999.6.22 更新

・・・ C 置き場所を確保 ・・・

   ホームぺージをインターネットに発信するには、ホームページをネット上に置かなければならない。これをウエッブスペースとよぶ。


ドメイン名について

  ドメイン名は、インターネットアドレス(URL)の一番最初にくる部分である。もともとインターネットに接続されているコンピューターにはすべてIPアドレスとよばれる数字でアドレスが割り当てられている (ちなみに、このホームページは205.147.239.30のIPアドレスを持ったコンピューターによりインターネットに接続されている)。しかし、205.147.239.30といった数字だけだと、覚えにくい上に個性にも欠けるので、このIPアドレスに名前を割り当てるためにあるのがドメイン名システムなわけである (ちなみに205.147.239.30のドメイン名はeld.netが登録されている)。


プロバイダのサービスを利用

  インターネット接続サービスを提供するプロバイダのほとんどは、サービスの一貫としてホームページの置き場所も提供しているところがほとんどだが、これにはちょっとした欠点がある:

  1. URLが長くなってしまうので覚えにくい。
  2. 会社の宣伝効果にはならなず、逆にプロバイダーの宣伝に貢献してしまう。
  3. プロバイダのサーバーはモデムでのインターネット接続にも利用され、回線が混雑したりするとホームページのアクセス速度も低下する。
  4. プロバイダを変更すると、URLも変わり、ホームページへのリンクがすべて無効になる。

  あまりそこまでこだわる必要がないのであれば、さしあたってでもプロバイダのサービスをつかってもいいだろう。ただし、商用にホームページを作成する場合や、会社や団体の公式ページを作成するならば、やはり「団体名.com」といったドメイン名を持っているとポイントが高い。ドメイン名を取得すれば、電子メールのアドレスも「xxx@団体名.com」などとなるので、覚えやすい上に統一間があって好感が持てるだろう。


サーバーを利用

   社内などで予算がある場合は、サーバーの購入も検討しているかもしれないので、少しサーバーについて触れてみるとしよう。サーバーを自分で買って、自ら運営しようと思ったら、様々な費用がかかりる:

  • 専用回線代の導入: 常時接続で、しかも高速な回線を導入するには多額の費用が必要になる。
  • ハードウエアの購入: サーバーに適したコンピューター、バックアップ機器などが必要になる。
  • ソフトウエアの購入: Linuxでは無料ですが、WindowsNTサーバーを利用した場合はお金がかかる。
  • サーバーを管理・監視する人: 人件費も高額。

   すでに専用回線が備わっている場合や、人手が余っている状態ならば、少しは余裕が持てるかもしれないが、やはりここは専門の業者の人に以来した方がいいかもしれない。


バーチャルサーバーを利用

   バーチャルサーバーは普段は一台のコンピューターに一つのIPアドレスしか割り当てられないところを複数割り当てるサーバーのこと。もともとホームページはそこまで容量も多くない上に、コンピューター一台では処理能力にもかなりの余裕がでる 。従って、一台のコンピューターに複数のIPアドレスを割り当て、複数のドメイン名を割り当てる事のできるバーチャルサーバーは、非常に都合がいい。また、サーバー専用にコンピューターを利用しているので、他の作業などでコンピューターのシステムリソースを使われることもあまりない。

   バーチャルサーバーレンタルサービスは、ELD JAPANでも行っているので、興味のある方はそちらへどうぞ。0からネットへ→


無料ウエッブスペース提供サイト

   どうしても予算がないのであれば、無料でウエッブスペースを貸してくれるサイトを利用する手もある。その代表がジオシティーだろう。


まとめ

   ホームページの置き場所は、予算に合わせてベストな解決法を探そう。実際にホームページをネット上へアップロードする段階まで置き場所は必要にはならないので、それまでゆっくり検討することもできる。




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